施設入所支援

■生活

一人ひとりの幸福を願い、皆ができるだけたくましく、たのしく、豊かに、生活していける為の条件を考え、実践していく事で、どんな人でもそれぞれに、その人らしい生きがいや夢をもつことができ、その状態にあわせた下支えとなる支援に取り組んでいます。

■生活のリズム

朝には起床し、着替え、活動の場に出て行き、適切な時間に食事をとり、就寝の前にあれこれと思いをめぐらせる1日のリズムがある。週末には楽しい余暇活動があり、時には町に出掛ける事ができる一週間のリズムがある。季節感あふれる行事のある一年間のリズムがある。そんな当たり前の生活を大切ににし、求めていきます。

■人間関係

大人は大人らしく、青年は青年らしく、働き盛りは働き盛りらしく、老人は老人らしく遇され、もってる障がいによってそがいされることの無い様配慮します。

■ 地域生活‐あたりまえの暮らしへ‐

一般に、入所施設自体が、大集団の中に管理された押し付けの生活が多く、生涯の生活の場としてふさわしいものとは言えません。入所施設は、生活調整の場であり、通過していくべき所と言えます。障がいをもつが故に必要な支援を受けながらも、自らの汗や努力を伴い、自らの思いや考えから、主体的な暮らしを求めて行く事を、誰しもが望んでいます。生まれ育ったこの街の中で少人数によるケアつき共同生活であるグループホームやケアホームの暮らしへの移行が求められています。